歯周病治療

歯周病は骨の病気です

歯は歯肉(歯ぐき)に支えられていると思われている方が多いかもしれませんが、実際はその下にある顎(あご)の骨に支えられています。

歯周病はこの顎の骨が溶けてなくなっていく病気で、重度に進行すると歯がぐらぐらして、最後は抜歯に至ります。

歯周病は歯ぐきが腫れたり、出血したりするため、歯ぐきの病気と思われがちですが、これらはひとつの症状に過ぎず、「骨の病気」であることを認識することが大切です。

歯周病は歯に付着しているプラークや歯石に存在する細菌に感染して起こります。噛み合わせが悪い場合や喫煙、糖尿病などの全身的な問題がある場合も歯周病が悪化しやすくなります。

歯周病は「沈黙の病気」といわれ、病状が進行してもあまり症状がわかりにくい特徴があります。気づいたときには重症になってしまって手遅れになることが多いため、日頃から予防、早期治療に努めることが大切です。

歯周病の治療はブラッシングや歯石除去によるプラークコントロール(細菌の除去)と生活習慣の改善を行います。進行した歯周病は手術を行って失った骨や歯ぐきを再生することができます。残念ながら歯を失ってしまっても、インプラント治療により健康を回復することが可能です。

「歯周病は治らない」、「年をとったら歯周病で入れ歯になるのは仕方ない」などと思われているかもしれませんが、適切な治療を行えば歯周病は改善することができます。

診療事例

重度の歯周病に対し総合治療を行った事例

35才 / 女性 / 会社員 / 治療期間5年

治療前

歯がぐらぐらして噛めないことを理由に来院されました。前歯が少しずつ移動し歯並びが悪くなってきたため、見た目も気になるとのことでした。

治療後

保存不可能な歯は抜歯し、インプラント治療を行いました。また歯周病治療、矯正治療、修復治療などの総合治療を行い、見た目と噛み合わせを改善しました。

歯周病のよる歯の移動に対応した事例

29才 / 女性 / 会社員 / 治療期間1年

治療前

前歯がぐらぐらして歯並びが悪くなったことを理由に来院されました。歯周病の進行により歯が移動していました。

矯正治療

歯周病が重度に進行していた前歯2本を抜歯した後、矯正治療を行い歯並びを改善しました。

治療後

手術を含めた歯周病治療により健康を取り戻すことができ、見た目も改善しました。

歯肉の再生

37才 / 女性 / 主婦 / 治療期間6ヶ月

治療前

矯正治療により上の左右の犬歯の歯ぐきが下がり、冷たいものがしみる、見た目が気になることを理由に来院されました。

治療後

歯ぐきの移植手術により歯ぐきが元通りに再建され、しみることがなくなりました。4年経過しましたが、見た目も問題なく良好に維持されています。

骨の再生

38才 / 女性 / 主婦 / 治療期間1年

治療前

口臭が気になることを理由に来院されました。エックス線写真より歯周病の進行が認められ、骨が溶けてなくなっていました。

治療後

骨の再生手術を行いました。エックス線写真により骨の再生が認められ、口臭もなくなりました。